昨日は久し振りに青空が広がり、その分気温も上昇し真夏日となりました。
エアコンの効いた部屋で、今年の1月に発売され、そのまま整備待ちだったKATO "ED19(省形ヨロイ戸)"の整備をしました。
整備箇所は
①パンタグラフの塗装
②カプラーの短縮化
③前照灯の常点灯化
④エアーホース取り付け
の4点です。
先ずはパンタグラフの塗装です。
「ガンメタル」で吹いた後エナメル系塗料で摺板をコパー、関節部にレッド、碍子はホワイトを差しました。
続いてカプラー短縮化です。
これを
既存のピンより1/m程度引っ込めます。
φ0.75のドリルで穴を開けφ1 X 4m/mのネジを取り付けます。スプリングは引っ込めた分、約1/3をカットしました。
カプラーはそのままだと首が振らなくなる為、両サイドを削り、なおかつカプラー押さえ板も足の部分を現物合わせで、強度ギリギリの所まで削りました。
↑真上から
次に前照灯の常点灯化です。
ライトユニットを外します。
コンデンサーを0.033μFに変えてハンダ付け。
点灯チェックです。
停止状態で点灯確認出来ました。
ボディにナンバー「ED19 4」を取り付け、被せて完成です。
エアホースはまだ取り付けていない状態で撮影してしまいました。
既に配備済みのED19 2号機とのツーショット。
なかなかいい眺めです。(^^)
「急行 ニセコ」の合間の小整備報告でした。
では又。。。
各地で毎年お馴染みの記録破り「何十年に一度の」大雨で被害が出ていますが、被害に合われた方へお見舞い申し上げます。
東京は朝のうち降っていた雨は10時には上がり、梅雨の小休止といった所です。
でも又今夜から降り始める予報後出ていますね。
用心には十分注意するに越したことはありませんね。
さてと、いよいよ急行「ニセコ」の室内灯を整備します。
やる事はいつもと同じです。
テープLEDの抵抗を変えて明るさを当工場の規格どおりの"昭和の旧客仕様”にします。
市販のテープLEDは少しでも明るくするようにしてありますが、模型仕様ではないためにそのままだと明るすぎます。
そこで2012サイズの15KΩチップ抵抗に交換し照度を下げます。
そしてブリッジダイオードをハンダ付け。
それを12両分。
拡大しました。
下のチップ抵抗(サイズ3020)を取り外して、上の抵抗15KΩ(2010)に変えます。
右端は以前作ってあった電球色です。
電球色は下り「ニセコ3号」札幌行きの最後尾車両のマニ36に搭載する予定です。
以降、妻面で通電用配線をするので今回も試行錯誤を繰り返しながら、手抜き楽チン工法を編み出したいと思います。笑
それでは又。。。
雨、雨、雨・・・
こんな日は模型弄りがピッタリです。(外で運動ができないのが辛いけど)
普通車とグリーン車のシート貼りをコツコツやりました。
先ずは普通車。
エヌ小屋の旧客用座席シールをピンセットで一枚ずつ。
結構そのままでは使えないシートのサイズもあるので現物合わせでカットして調整します。
合計6両分。
次はグリーン車です。
当機関区の標準仕様で先ずはシートをマルーンで筆塗り。
床と壁は今回から手抜き仕様となり塗装ナシとなりました。(^_^;)
これに、ハセガワの「ホワイトフィニッシュ」(曲面追従半艶シート)でヘッドカバーを表現します。
ヘッドカバーは色々な素材で表現していましたが、今の所この超薄くてフレキシブルなシートが剥がれにくく曲面のあるグリーン車のシートにぴったりです。
グリーン車も今回から床と通路ドア壁面の整備は中止となりました。
これで終了です。
後は組み立てて元に戻すでけです。
一連の塗装作業は終了となりました。
次は最終工程の室内灯取り付け作業です。
又、チップ抵抗の交換作業やら、チマチマした作業が待っています。
気分が乗るまで時間がかかるのかも知れません。
それでは又お会いしましょう!
早いもので今年もはや半分が終わろうとしています。
梅雨も本番で毎日はっきりしない日が続いていますが如何お過ごしでしょうか?
6月20日に新型コロナワクチンの2回目の接種も終わり、一週間が過ぎ抗体が出来ていると思うと少しだけ気分が楽になります。
さて、少しだけ進捗してお休み(放置?)していた「急行ニセコ」編成ですが、ようやく工場長の指示があり残りの整備作業が再スタートしました。
整備内容は
① 牽引車側及び最後尾者のカプラーを台車マウントからボディマウントへ。
② 座席面シート張替え。
③ 室内灯(テープLED)の取付け。
④ ③によって不要になった室内灯用受面の撤去、及び室内出入口新規制作。
ですが、④の室内出入口の新規制作は状況により延期になっても可、との指示でした。
先ずは①のカプラーのボディマウント化です。
函館発の場合、最後尾になるマニ36はしっかり整備したいのでこれを使っています。
カニ21は張り出し部があるため平らに削ります。
面を揃えてゴム系接着剤で貼り付けます。
カプラーはオリジナルのままですとかなり出っ張ってしまい醜くなるため、いろいろ悩んだ挙げ句、最終手段「マグネマティック・カプラー」901を使うことにします。
これは"Zゲージ用"として販売されていますが、縮尺的にはコチラのサイズがぴったりします。
如何でしょうか?
いい感じですよね!
帰路の函館行きは動力車側にオユ10が、最後尾はスハフ44となります。
こちらは少し簡素に仕上げました。
カプラーもナックルです。
これで「急行ニセコ」の牽引車側車両の整備は終了です。
以降、座席シート張替え作業を予定しています。
最終的には室内灯の取り付けを行い"C62"と"DD51"の重連で走行させたいと思います。
では又。。。
前回、"D51”東北仕様の整備を途中経過の写真もなく、整備完了写真のみの説明で終わってしまいました。
テンダーの前照灯の点灯化は参考にしたブロブをお知らせしましたが、「もう少し詳しい説明が欲しい」と約1名の方からの依頼があり、面倒くさいとは思いつつ梅雨の雨の中、何もすることもないのでテンダーのみ分解してキモだけを撮影しました。
台車を外し、底の爪も外したところです。
客車車掌室側用のライトユニットをこの様に足を10mmほど延長しました。
その裏表です。
当初付いていたLEDは暗かったのですが、基盤は全く弄っていないのに当機関区所有のモノに変えたら明るくなりました。
この凹みの位置に合わせてLEDの足の長さを決めました。
丁度レンズユニットの足とぴったりサイズです。
点灯確認です。
ついでにテンダーカプラーの首を約1.2mm引っ込めるとこうなります。
と言ってもアフターだけでビフォアの写真はありません。^^;
で、ついでに前カプラーのナックル化の写真もどうぞ。
更に、ビフォア&アフターの写真もありました。
クロスヘッドの質感が気に食わないのでチタンカラーを塗装しました。
プラの質感から金属の質感に変わりましたよ!
てな感じで我が機関区の整備報告、おまけ編でした。
今度の日曜、6月20日が新型コロナウィルスの2回めの接種です。
変な副反応が出ないことを祈ってます。。。
それでは又。